調理師の仕事

調理師って?
調理師の中で、料理長を『シェフ』、副料理長を『スー・シェフ』と呼びます。 元々、料理人におけるシェフという肩書きは、19世紀の高級料理の源流から始まりました。 現在、英語の「chef」は、階級に関わらず、プロの料理人すべてを意味するために使用されるようになっています。
仕事の内容は?
レストランの規模にもよりますが、厨房内で様々な担当に分かれて調理をしています。 ※とあるレストランでは、こんなに色々な担当がいます。
- ソーシエ:ソテー料理の責任者でああり、通常、部門で最高の役職です。
- ポワソニエ:魚料理を調理し、魚の切り分けとソース作り全てを行うこともある。
- ロティシエール:焙りもの、または油で炒め煮込んだ肉の調理と、ソースを準備する。
- アントルメティエ:前菜を調理する。スープ、野菜、パスタおよびスターチを調理することもある。
- トゥルナン:一箇所に留まらず、厨房で必要な仕事を補います。
- ガルド・マンジェ:冷たい料理、サラダ、冷前菜
- ブーシェ:肉、および時々魚を切り分ける。肉や魚にパン粉をまぶす担当でもある
働く場所は?
レストランからホテル、カフェまで幅広く活躍する場所があります。 中には、出張料理人など店舗にとらわれない調理師もいます。
調理師になるためには?
調理師になるためには、調理師免許が必要となります。 名称独占資格になり、調理師免許を持っていない人は、調理師と名乗れません。 さらに現場で経験を積んで、専門調理師という資格をとることができます。 専門調理師は、学校で教えることができるなどの特典があります。
仕事のやりがい ~ある、調理師のおはなし~
『やはり、お客様がおいしい!』 と言ってくれることが嬉しいです。 おいしいとお礼を言われるうえに、お金まで頂ける。 世の中に色々な仕事があるけれど、自分が作った料理のお礼を直接お客様に言われ、それが何回も繰り返せる仕事はなかなか無いと思います。