パティシエになるために資格は必要?取得しておくと良い資格とは
2024 年 10 月 23 日 | コラム
「パティシエになりたいけど、何から始めたらいいの?」「どんな資格が必要なの?」
多くの人を魅了する美味しいお菓子を作るパティシエですが、実際に目指す際にはそんな疑問がありますよね。
この記事では、パティシエになる際に取得しておくと良い資格や、資格を取得するメリットなどについて解説します。
将来パティシエになりたい方はもちろん、製菓業界に興味がある方もぜひご覧ください!
パティシエに資格は必要?
パティシエとして働く際に資格は必要なのでしょうか?
実は、パティシエになるために必ず必要となる資格はありません。
資格がなくても、経験や実績を積み重ね、パティスリーやホテルに就職することも可能です。資格を取得することで、就職活動やキャリアアップに有利に働くことは間違いないでしょう。
あなたのスキルや知識を客観的に証明するためにも、資格を取得しておくことがおすすめです。
取得しておくと良い資格
パティシエになる際に取得しておくと良い資格は、主に以下の2つ。
パティシエになるために取得しておくと良い資格
- 製菓衛生師
- 菓子製造技能士
では、上の2つがどのような資格なのか、受験方法と合わせて順番に見ていきましょう。
製菓衛生師
製菓衛生師は、食品衛生に関する法規や、食品の成分・調理方法・衛生管理など、幅広い知識を問われる国家資格です。
パティシエとして働く上で必要な基礎的な知識を習得することができます。
製菓衛生師の資格を取得することで・・・
-
食品衛生に関する知識が深まる
ケーキやチョコレート作りは、美味しいだけでなく、安全・安心な食品を提供することが大切です。
食品衛生に関する専門知識を持つことで、食品衛生のプロとしての信頼を得られるだけでなく、安心して仕事を進めることができるでしょう。 -
製菓業界での就職活動に有利
製菓業界では、実際のスキルや経験が重視されることが多いですが、資格があることで自分の能力を客観的に証明することができます。
特に、企業や店舗が求める基本的な技術を持っていることが一目で分かるため、採用担当者にとって安心感を与えます。 -
将来的に独立開業を検討する場合にも役立つ
将来、パティシエとして独立して自分のお店を持ちたいと考えている場合、製菓衛生師の資格は非常に役立ちます。
お店を開業する際には、衛生管理が特に重要となり、製菓衛生師の資格を持っていることで、行政の許可を得やすくなります。
製菓衛生師の資格を受験するためには?
製菓衛生師の資格を受験するためには、以下のどちらかの条件を満たすことで、試験を受ける資格を得られます。
- 専門学校で1年以上学んで知識や技術を身につける
- パティスリーなど実際の菓子製造に関わる場所で2年以上の実務経験を積む
専門学校ではカリキュラムに資格取得のサポートが組み込まれている場合があるのでおすすめです。
菓子製造技能士
菓子製造技能士は、菓子の製造技術に関する技能を評価する国家資格です。実技試験では、実際に菓子を製造し、その技術が評価されます。
菓子製造技能士の資格を取得することで・・・
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菓子製造に関する技術力が向上する
菓子製造技能士の資格を取得する過程で、品質を保ちながらもスピーディーに作業を進める方法を学ぶことができます。
また、品質を安定させる技術も身につけることで、菓子製造に関する技術力が向上するでしょう。 -
高度な技術を持つパティシエとしての証明になる
菓子製造技能士の資格を持っていることは、単に製菓技術があるというだけでなく、その技術が公式に認められたものだという証明に。
自分の技術力をアピールする大きな手段となります。
菓子製造技能士の資格を受験するためには?
菓子製造技能士には、2級と1級の2つの級があり、それぞれ洋菓子と和菓子に分かれています。
-
2級
製菓衛生師の資格取得と同様に、製菓専門学校などの専門学校で1年以上学ぶか、菓子製造に関する仕事に2年以上従事していれば、受験資格を得ることができます。 -
1級
2級取得後、さらに実務経験を積む必要があります。必要な実務経験年数は、取得している資格やこれまでの経歴によって異なりますが、一般的には2年から7年程度が目安です。
資格を取得するメリット
パティシエとして働くためには、特別な資格が必ずしも必要というわけではありません。
でも、資格を持つことであなたのパティシエ人生がもっと豊かになるのです。
ここからは、資格取得のメリットを見てみましょう。
就職活動で一歩リード
資格は、あなたのパティシエとしてのスキルや知識を証明する大きなアピールポイントになります。
製菓業界では、実際の技術や経験が重視されますが、資格を取得していることで、自分が基本的な技術を習得していることを示せます。
製菓衛生師の資格を取得しておくことで、衛生管理の知識があることを証明し、安心して職場で働ける存在としてアピールできます。
また、就職活動の際に資格を持っていると、他の応募者との差別化を図ることができ、面接での自信にもつながります。有名なホテルや人気の高いお店は競争率が高いですが、そんなお店でも資格をもっていることで、チャンスが広がる可能性があります。
キャリアアップできる
将来パティシエとして長く働く中で、キャリアアップを目指す場合にも資格取得は有効!資格を持っていることで、より専門的な知識や技術が身についていることを証明できるため、シェフやチームリーダーといった上位のポジションへの道が開ける可能性があります。
自己成長につながる
資格取得に向けて勉強する過程そのものが、パティシエとしての自己成長につながります。試験に合格するためには製菓に関する広範な知識が必要となり、その過程で自分の弱点や足りないスキルを補うことができます。
また、資格試験では製菓の基本技術だけでなく、食品衛生や経営に関する知識も学べることが多いため、総合的なスキルアップにつながります。
日常の業務だけでは得られない新たな視点を得ることができ、パティシエとしての自信とモチベーションの向上に役立つでしょう。
独立開業への一歩
将来的に自分のお店を持ちたいと考えている人にとって、資格は独立開業への第一歩。
資格を取得していれば、衛生面での信頼性を証明できるため、お客様に対して安心感を与えることができます。
また、製菓に関する専門知識を備えていることで、メニュー開発や材料選び・設備の管理など、経営に必要な要素も的確に判断できるようになるでしょう。
独立開業に向けた第一歩として、資格を取得しておくことは、事業成功への大きな支えとなります。
資格を取得するには専門学校がおすすめ
資格を取得するには、独学で勉強することも可能ですが、専門的な知識や技術を習得するためには、ある程度の時間と努力が必要です。
そこでおすすめなのが専門学校で学ぶこと。専門学校では、必要な知識や技術を体系的に学ぶことができるほか、資格取得のためのサポート体制が整っている場合もあるため、資格取得への近道となるでしょう。
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- 製菓衛生師:安全でおいしいスイーツを作るための知識を習得
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- 食品衛生責任者:お店を開くために欠かせない資格
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まとめ
パティシエになるために資格は必須ではありませんが、取得することで、あなたのスキルや知識を証明し、将来のキャリア形成に役立ちます。
製菓衛生師や菓子製造技能士といった資格を取得することで、より専門的なパティシエとして活躍できるでしょう。
将来パティシエになりたいと思っている方は、ぜひ資格取得を目指してみましょう!
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