パティシエってどんな仕事なの?目指し方や働く場所をご紹介

2021 年 10 月 15 日 | コラム

【パティシエ、とは?】

お菓子をつくる仕事といえば、「パティシエ」です。

日本で「パティシエ」という言葉が使われはじめるようになったのは、今から約20年前のこと。

現在でも人気の有名パティシエたちが、当時の若手スターシェフとしてたびたびメディアに登場したことで、広く一般に知られる言葉となりました。こうして注目を集めたことで、パティシエは現在でも、「子どもがなりたい職業ランキング」で常に上位争いをする憧れの職業となったのです。

 

この記事ではそんな人気の職業「パティシエ」について、パティシエの目指し方や働く場所・仕事の内容などを詳しく紹介していきます。

 

パティシエとは?                                 

ここであらためて「パティシエ」という言葉の意味を確認してみましょう。

パティシエは、フランス語で「菓子製造人」という意味です。

ここでいう「菓子」とはおもに洋菓子を指しますので、当然ながら和菓子をつくる和菓子職人はパティシエとは呼びません。

実は、洋菓子の本場フランスでは、パティシエは医者と同じくらいステータスの高い職業とされていて、パティシエになるためには国家資格が必要です。さらに、パティシエの中でもいくつかレベル分けがされており、各レベル別に取得しなければならない免許があります。当然、免許がなければパティシエとして働くことは認められません。このことから、フランス人にとって洋菓子が重要な存在であることがわかりますね。

 

パティシエを目指すには?                             

日本では、フランスのようにパティシエになるために必須とされる資格や免許はありませんが、技術力や信頼の証として「製菓衛生師」などの国家資格を取得して働くケースが多いようです。

そのため、パティシエを目指す人の多くは製菓系専門学校へ通い、そこで菓子づくりの基礎知識と技術を学びながら、製菓業界で求められる専門資格を取得するのが一般的です。

一方、資格をもたずに未経験でパティシエを目指そうとする場合、最初はアルバイトや契約社員として採用されることが多く、見習いとして働きながら数年かけて製菓技術を学んでいきます。パティシエの仕事は早朝から深夜に及ぶこともあるため、わずかな仕事の合間や休日を使ってコツコツと自主練習をして腕を磨いていく必要があります。

 

パティシエの働く場所・仕事内容は?                        

パティシエが働く現場は、どのようなところなのでしょうか。

職場によって、パティシエの仕事内容や働き方はさまざまです。実際にどのような違いがあるのかを見てみましょう。

 

■街のケーキ店・洋菓子店

もっとも多いのが、街のケーキ店・洋菓子店です。お店によって雰囲気や特徴はさまざまで、地域密着型のアットホームなケーキ屋さんから、洗練された有名なパティスリー、大手洋菓子チェーン店など、自分の目指す方向によって選択するとよいでしょう。

比較的規模の小さな店舗では、働くスタッフの数も少ないため、パティシエの仕事も多岐に渡ります。商品となる洋菓子の製造は、生地を焼くところから仕上げのデコレーションまでの全工程を担当し、食材の仕入れや新メニューの開発、そして商品の販売に至るまで、店舗運営に関わる多くの業務を幅広くこなすことが求められます。

大型店舗では、パティシエが複数在籍するため、メニューや工程ごとに担当分けして作業にあたることがほとんどです。

お店によって扱う商品や働き方も異なるので、事前によくリサーチし自分に合ったお店を選ぶことが重要です。

 

■ホテル・結婚式場

ホテルや結婚式場の厨房でも、スイーツ担当としてパティシエが活躍します。

ホテルでは、館内にあるレストランやバンケットルーム(宴会場)で提供するスイーツや、挙式・披露宴の際にはゲストに提供するデザートからウェディングケーキまで、さまざまな種類の洋菓子を相当量製造する必要があります。それは、結婚式場も同様です。

こうした職場では、多くのパティシエが在籍するため、仕事はほとんど分業制です。メニューや作業工程ごとに担当分けされるため、互いに切磋琢磨しながらより専門性の高い技術を身につけることができます。

有名ホテルでは名高いシェフやパティシエが看板となって在籍することも多く、一流の技術を間近で見ることがよい刺激をなり、自分自身の腕や感性を磨くことができるでしょう。

また、最近ではアフターヌーンティーなどのスイーツをメインにしたプランも人気で、食材や見た目にもこだわった多種多様なメニューの開発・製造に携わることで、より幅広い製菓技法を学ぶことができます。

また、結婚式場などのブライダルパーティーにおいては、新郎新婦のリクエストに沿ってオーダーメイドでウェディングケーキを作る場合もあります。これにはかなりハイレベルな技術力と、デザインやレシピを考えるセンスが求められます。

 

■レストラン・カフェ

レストランやカフェなどの飲食店でも、スイーツ担当としてパティシエが求められます。

店舗の雰囲気や価格帯によって、提供されるメニューはさまざまです。高級レストランでは、コース料理の最後に提供するデザートづくりがパティシエの主な仕事です。全体のメニュー構成を考え、量や味、食材などを考慮しメニュー開発と製造を行います。カフェでは、スイーツ自体を目的に来店するお客も多いので、パティシエが作るメニューがそのままお店の看板メニューとなる場合もあります。

いずれにしても、洋菓子店やケーキ店と異なるのは、「盛り付けまでが仕事」である点です。皿の上にケーキやシャーベットなどがバランスよくきれいに並べられ、フルーツソースやチョコレートなどで華やかに飾られたデザートプレートを見たことがある人も多いでしょう。こうしたことから、飲食店で働くパティシエは、デザートづくりの腕だけでなく盛り付けのセンスまでが求められます。

 

パティシエの仕事は体力勝負!                           

このように華やかなイメージのあるパティシエですが、仕事は体力勝負です。

パティシエの仕事は早朝から深夜に及ぶことも多く、基本的に立ち仕事。フルーツや生クリームといった食材を扱うため、仕事場の気温は1年中低く設定されています。また、小麦粉や砂糖の袋や、鉄板などの重いものを持ち運ぶ機会も多く、足腰に負担がかかることもあるでしょう。

ですが、そうした大変さに勝るやりがいがあるのも事実です。練習を重ねるごとに技術は着実に磨かれ、キャリアを積むごとに任せてもらえる仕事が増え、やがて自分のアイディアやセンスが形となってお客様の喜びと感動につながります。こうしたやりがいをもって真摯に仕事へ打ち込むことで、一流のパティシエへと成長していくのです。

 

まとめ                                     

いかがでしたでしょうか。一口に「パティシエ」と言っても、働く場所によって働き方や仕事の内容に違いがあることがわかりました。

この記事を読んで、自分の目指す“パティシエ像”を考える参考にしていただけたら幸いです。

 

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